【AE】無償で使用可能なAfterEffectsプラグイン・スクリプト_01

今日の記事はAfterEffectsで無償で使用できるプラグイン・スクリプトの話題など。

といっても、色々あるので厳選して自分が使用しているものや、おすすめをとりあえずピックアップして紹介してみます。

※プラグイン・スクリプトを使用する際は配布先ページでの利用規約を守ってご使用ください。

 

Red Giant 社 無償プラグイン

☆☆☆Knoll Unmult

黒い部分をアルファチャンネル(透明化)にするプラグイン。
有名どころのプラグインで、個人的にも非常によく使います。
特にエフェクト制作で使用することが多く、確実に手放せないプラグインの一つです。
下の画像では、PCに眠っていたRANAさんをモデルにしておりますが、
左半分はエフェクト無し、右半分にエフェクト適用して黒い部分が透明化していることがわかるかと思います。
エフェクト制作などでは不必要な部分を黒くなるよう調整し、Unmult適用で範囲を黒以外の部分に限定する・・・
などの使い方など色々あります。

unmult

 

 

☆Magic Bullet Quick Looks Limited

画面全体の色を調整(カラーグレーディング)するプラグインです。
有償版のMagic Bullet Quick Looksというプラグインの無料簡易版で、細かい調整は出来ないのですが
20種類のフィルターがあり、それを適用することで画面の雰囲気を一気に変えてくれます。
色の調整や雰囲気など、画面の画作りとなると、特にAEの初心者の方には結構難しく、敷居が高い感じなので、
このプラグインをかけて、パッと画面の見た目を簡単にレベルアップ出来るお手軽さは凄く重宝します。

この無料版のLooksで物足りなくなったならば、そのまま製品版のLooksを購入するのもありかなと。
ただ、製品版を購入する前に、色の調整は絵を描くのと同じで試行錯誤を繰り返して行くことが大事なので、
プラグインに頼らずAE標準機能でも自分の思った通りの画が作れる用に練習しておくと、後々自分の為になるんじゃないかな・・・
まぁ・・・自分に言ってるようなもんだけれども(´・ω・`)

以下はサンプル。

looks

 

Video Copilot 社 無償プラグイン

☆☆Color Vibrance → Flashback

自然な彩度でカラーを変更することが出来るプラグイン
主にエフェクト関連で色相を変更する時に使用することが多い感じのプラグインです。
色相/彩度エフェクトで色を回すと、色が若干くすんだりすることがあるので、
これを使うと綺麗にエフェクトの色を変えることが出来ます。

後は個人的な使用感なのですが、比較的色数が少ないエフェクトに使用しないと良くない結果になる
事が多い気がします。色が多すぎると濁る感じでしょうか(´・ω・`)・・・前準備で色合いなどで一度、モノクロにしてみるといいかも。
炎や、オーラっぽい素材などの色変えには十分威力を発揮しますが、炎はチャンネルシフトでも結構
綺麗に色変えは出来ますし、色相/彩度エフェクトで色を回して、CC CompositeエフェクトをLuminocityで
重ねてあげたりしても、綺麗になるかなと思うので、時と場合に沿ったカラーの変更を選択出来たらいいですね。

以下サンプル。
左 MIRで3分で適当に作ったエフェクトに 右 ColorVibranceだけをかけて色変更した画面

ef

 

☆☆VC Reflect

反射したような絵を生成してくれるプラグイン
床への映り込み・反射を、角度やぼかし具合、反射する位置などを簡単に調整できる。
意外とプラグイン使わずに同じことやろうとすると色々めんどくさいのと、後から修正したときにズレを
直すのに時間を取られたりしてしまうので、このプラグインもおすすめ。

以下サンプル。

reflect_01

☆☆☆Sure Target 2 → Flashback

AEの3D空間上にヌルを配置して、このプラグインに設定することで、
カメラをヌルの位置に追従させることが出来るプラグイン。
言葉だけだとちょっとわかりにくいのですが、ヌルAとヌルBを3D座標に配置、
プラグインに順番を設定することで、ヌルAの位置からヌルBの位置までカメラを動かす事が出来、
さらに、カメラの動きに、イーズ・ロール・ドリーの制御、ターゲットのレイヤーに焦点を自動で合わせてくれる機能や
Wiggle、動きに慣性つけたりなど、色々できます。
ただでさえ、今一つ使いにくいAEのカメラなので、このプラグインで使いやすく利用しましょう(`・ω・´)

suretarget_01 suretarget_02

 

OLM 社 無償プラグイン

☆☆☆OLM Smoother

スムージングプラグイン。画像のジャギジャギ感を滑らかにしてくれる
アンチエイリアス処理を行ってくれるプラグインです。
ユーザー登録は必要ですが、無償で利用することが可能です。

アニメの撮影の現場とかでも、使われてるらしいです。
多分スムージング処理をする用途で使用する時はこのプラグインか、
PSOFT anti-aliasingとかが用いられてることが多いのではないでしょうか?

MAD制作だと、すでに素材には各種撮影処理が載せてあるため、
そこまで必要ないのかもしれませんが、ボカロPVや手描き系の動画・MADを
制作する際には、イラストをAEに取り込んでメインの編集をする前に各キャラ毎
このプラグインをかけて、画像の輪郭線などのジャギジャギ感を軽減してあげると
滑らかな感じになるので、見た目の良さがアップします。

このプラグインも結構必須な感じなので、おすすめです。

 

以上、まだ色々と知らない方にお勧めしたい物はあるのですが、
今回の記事は少し長くなったのでここまで。

お疲れ様でした(´・ω・`)

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