第5回九州MMD勉強会に行ってきたので少しだけ感想など

本日、九州MMD勉強会というものに初めて参加してきましたので、ちょっとした感想など。
今日はCGWORLD Entry LIVE NEXTもやってたようなのですが、せっかくの機会なのでMMD勉強会を選択。
AEオフなども東京でやってたようで、なんかイベントが多い日だったようです。

その前に、MMD勉強会の概要に関して知りたい方は【ig_k】さんのブロマガ
第5回九州MMD勉強会に参加される方へ
を拝見されてください。

MMD勉強会のニコ生配信タイムシフトは以下を参照。


さて、それではちょっとした感想など。
勉強会の参加者は5~60人位はいたようで、参加者の多さからしてもMMDの人気の高さが表れてますね。
年齢層は若い方から年配の方まで幅広く、男女比は6:4くらい。
コミュ障なのでまぁ、話はほとんど出来ませんでしたけども\(^o^)/

◇勉強会での提供展示物など

・AR関連

スティックPC
leapmotion
スマホ

などを利用して摩耶を表示させる。
手を認識して、手に乗せることが出来、触れられる。

・等身大AR

VRゴーグル 箱vision?
sonyのsmartAR
認識が結構良かったらしい。

こちらはAndroidの専用アプリをインストールで利用することが出来ました。

Unity製

発表後のAR展示での写真(スクリーンショット)

Screenshot_20160625-162442 1 Screenshot_20160625-161653 1 Screenshot_20160625-161755 1

Screenshot_20160625-161834 1 Screenshot_20160625-161915 1 Screenshot_20160625-162323 1


ここからはちょっとした個人的なメモ書き程度に。
発表の詳細はニコ生の放送などでご確認ください。

※←コメ印は講義中に個人的に思ったことというか、独り言

◇発表についてのメモ

■視野角大のすすめ 【ig_kさん

視野角の違いでのパース感的な所の違い
被写体までの距離によっての、見え方による動きのダイナミック的な感覚のちがいとか

圧縮効果
モデル同士の対峙するときの距離感

超望遠で撮影すると
中心の被写体はあまり動かず、背景が高速で動くようなシーンが撮れる
参考動画として、プリンツと羽黒の動画

本業がカメラマン?とのことで、カメラワークはかっこ良かった。

※MMDで真面目にカメラをつけたことが無いのであれなのですが、
視野角を大きくすると画面の縁が歪んでしまうはずなので、ポーズ決めるときなどは
カメラ自体は標準の角度で嘘パース的なモデルのモーションを付けたほうが良いか?
3Dのセル調アニメとかだとよくあったような。

■修正ボーンのすすめ 【ig_kさん

修正ボーンを追加して一括で直す。
これはすごく便利そうでした。
※MMDは一括でキー範囲選択してPOSのキーをずらすっていうのはできないのだろうか?

■「リアルタイムレンダリング」用モデルのテクスチャの作り方 【ヒノイチ】さん

リアルタイム用だから、影などはあらかじめ書き込む感じに。
イラストを基準、色は公式絵から拾う
服装の皺、影の位置も公式を再現できるように、
イラストに合わせる。

描画モード通常のみ。
乗算・加算など使用しない。
色味を公式からずらさないこだわり

プラグインUV展開:ロードキル? OBJ?
スタンドアローン版だとobjで持っていく
プラグイン→max maya

※UV展開とかやったことないのですが、
このロードキルプラグインは確実に便利。あっというまに展開してくれました。

Roadkill UV Tool

■MMDでモーションキャプチャー 【kemo】さん

今日使用するやつ:PerceptionNeuron

FKしか持っていけなかった?が、
MMDにIK含めて持っていくことができた。

光学式:高い 企業とかで使ってるもの
慣性式:MVN→高い ニューロン
磁気式:
ビデオ式
etc…

kinect:コツがいるっぽい
PerceptionNeuron
激しい動きはセンサーがずれるので踊ってみたは難しいかも
CSVコンバーター
VPVPwikiにある
使用
キャリブレーション キャリブレーションしたら即適用されて使用できる

maya→bvhの対応が最近のバージョンだと使えなくなった
fbxで書き出し

上手くいかなかった。
※たぶんMAYAのバージョンとFBXのバージョン互換性の問題か?

mayaのカメラをMMDに持っていくこともできる。

blenderからもアニメーションを出力することが出来そう

ニューロン:25万くらい?
MMMはスクリプトを使用することでソフト経由して
リアルタイムでキャラクターをプレビューすることが出来る。
録画でVMDそのまま出力することも出来る。

 

※25万という感じで、比較的安価に(・・・といっても個人的には手が届かないけれど)
あそこまで精度高くモーションをキャプチャーできるのは凄かった。
実際に仕事で使用するとなると、手直しは結構必要かもしれないけれども、
個人でこういったシステムが導入出来るのは夢が広がりますね。

 


◇総括感想

MMD初心者の自分からすると、かなり勉強になりました。
ボーンやテクスチャ、モーションキャプチャーなど自分の範囲外の知識に触れられたのが特に良い感じでした。

個人的にはもしまた機会があれば、特にエフェクトに関連する講義を聞いてみたいなぁと。
ただ、MMDのエフェクトはHLSLとかのプログラムだった気がするので難しそうですね・・・
後は、個人的にもうすこしMMDが使えるようになれば、やっぱりAEと関連した感じの、AfterEffectsとMMDの連携、
MMDでコンポジットする際のtips、ワークフローとかの話題がブログで書けたら面白そうだなぁとは思ったので
まぁ、そのうち気が向いたら・・・ですかね。

こんな感じで。
以上、お疲れ様でした。

 

※使用している写真は顔など個人が特定されるような物が表示されないようにしておりますが、
不都合がありましたら対応いたしますので、お手数ですがご連絡の程よろしくお願い致します。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次