AfterEffectsの下位バージョンの保存について

AfterEffectsのプロジェクトは、CS6のデータをCC2018で開くなど、上位互換は一発で
開けるので問題ないのですが、逆にCC2018のプロジェクトをCS6で開こうとすると、
変換しなければいけないので一手間かかってしまいます。

例えば、CC2018で作ってたのに、CS6で開かないといけない場合とかになった場合、
CS6形式へはCC2018からは一回では変換できない面倒な仕様なので
バージョンを落とす方法を知っておく必要があったり。

覚書兼ねて簡単に、上位バージョンから下位バージョンのプロジェクトへの
プロジェクトデータ変換に関してまとめておきます。

下位バージョンの保存のしかたについて
ファイルメニュー>別名で保存>○○形式でコピーを保存

まず、下位バージョンの保存の仕方について。
上記のメニューから保存します。

各バージョンから出力できる下位のバージョンについて

これがちょっと面倒なのですが、
AEはバージョンによって、出力できる下位バージョンの形式が異なるので
ほんの少し注意が必要です。

各バージョンで保存可能な形式
(○○)の中身はAEの内部バージョンの表記です。

【CC2018(バージョンは15)】
CC(13)形式
CC(14)形式

【CC2017(14)】
CC(13)形式

【CC2015.3(13.5)】
CC(12)形式

【CC2015(13.5)】
CC(12)形式

【CC2014(13)】
CC(12)形式

【CC(12)】
CS6形式

【CS6(11)】
CS5.5形式

とりあえず、CS6までですが、
上記のことから、CC2018からCS6にプロジェクトを変換するためには・・・
CC2018→CC2015 or CC2014→CC(12)→CS6
の手順で3回ほど変換してやる必要があります。(これはほんとに面倒ですね。。。)

CS6からはさらに、CS5.5。CS5.5からはCS5に。CS5からCS4に落とせるので
覚えておくといつか役立つ時が来ることもあるかもしれません。

以上、AfterEffectsの下位バージョン保存に関する覚書でした。
AE初心者の方に知っておいてもらえるとよいのかなぁと。

 

ちなみに、公式でAEの旧バージョンに関するページもあります。
(記事を書いた後にググったらありました(^_^;)

旧バージョンのプロジェクトを使用する(After Effects)

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