AfterEffectsでのエフェクト制作時に、
必ずと言っていいほど必要になるエフェクトとして
【フラクタルノイズ(or タービュラントノイズ)】があります。
AEを始めたばっかりだと、なんであんなよくわからない見た目の
ただの白黒のノイズを何に使うんだ??と思う人も
そこそこというか、特に学生だと沢山いるんじゃないのかなぁと思います。
どこで活かせるのか・どう使うのかっていうのを作例のAEPなどで理解して、
使いこなせる一歩となってもらえればいいなっていう記事です。
□そもそも、【フラクタルノイズ】とは一体?
Adobe公式のAEのマニュアルでは↓
フラクタルノイズエフェクト
「フラクタルノイズ」エフェクトは、パーリンノイズを使用して、背景やディスプレイスメントマップ、テクスチャを自然の材質のように見せるグレースケールノイズを作成したり、雲、炎、溶岩、水蒸気、水の流れ、蒸気などをシミュレートしたりします。
上記のような説明となっていますが、ようするに動かせる白黒ノイズが作れるって覚えとけば良いかと。
□どのような場面に使用するのか?
自分の場合ですが、
・Trapcode系や、その他エフェクトを利用する際のAmp素材・マスク素材として使用
・ごく簡単な入射光・集中線などのエフェクトとして使用
などが多かったりですね。
□作例
◆入射光。アニメでよく画面に乗ってるやつ
◆集中線(効果線)。丸めずにスピード線とかにも。
以前書いた作例記事→【AE】至高の集中線を作ろう
◆衝撃波。でも完全に平面なので、奥行き感が物足りない・・・
◆ParticularのLayerテクスチャとしてフラクタルノイズを使用。星空っぽく。
◆Mir用のAmp素材、Tex素材としてフラクタルノイズを使用。迫ってくる炎。
以上、ごく簡単なEFではありますが作例としておいておきます。
一つ一つは単純な作りですが、フラクタルノイズを使用したエフェクトの
基本となる考え方はこれらの作例でも把握してもらえるんじゃないかなぁと思います。
PASS Fractal1215
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